自閉症児をこよなく愛するパパの毎日

1男1女のパパです。長男は4才長女は1才(2015年8月現在で)
長男はバリバリの自閉っ子。長女はまだわからないけど。。

病院。。

火傷を負ったものの幸い命に別状があるわけでもなく、後遺症が残るような状態でもなかったので少し安心してたんですが、お医者さんからもしかしたら傷跡は残るかもと言われなんとか跡が残らないように処置の方をお願いする事しかぼく達両親にはもちろん出来ることもなくうまく治ったらいいなと本当に祈っておりました。顔等の目立つ部分は怪我がなく手とお腹が1番ひどかったのでまだ顔に火傷を負わなかったのは不幸中の幸いだったと感じていました。(もちろんアイドル的ルックスは無事)
入院中は嫁さんが一緒に泊まり込みあおのそばにずっといてるという感じでした。
一時あおの傷跡はぼくは包帯に包まれていたので目にすることがなかったのですが、たまたまぼくが病院にいる時に治療をすることが有った時に初めてあおの火傷を見ました。。
正直ショックと本当にあおに万が一の事がなくて良かったと思える傷跡でした。
こんな小さい体で何が起こったかもわからない状況だろうにと後悔しかありませんでした。
起きてしまったことを考えても仕方のない事ですがぼくがしらすなんか買わなければとか、ポットをもっと良いのを買ってこぼれないタイプのを買えばよかったとかいろいろ散々考えました。
この時決めました、ぼくはこれから絶対にあおと嫁さんとぼくたち家族に対して後悔がないようにしていこう、出来る最善を考えて行動していこうと決めました。
ぼくは子供のころ事情がありめちゃくちゃ貧乏な時期がありました。その経験からぼくの家族には住む家には困らせない、ご飯を食べるのには絶対困らせないと決めていたので少しぼくの中での約束事が増えた感じでした。
本題に戻ります。。そしてあおもやっと退院となったのですがやはりお腹と手と腕にやけど跡が少し残る感じになっていました。お医者さんも傷跡は消えていくと思いますのでしっかりと通院治療していきましょうと言ってくれたので気持ち的には少し楽になりました。

引き裂かれそうな思い。。

長男あおも8カ月になり順調に成長して可愛さに凄みを増していき本気でぼくは大手アイドル事務所に履歴書を送ろうか思案していた時にそれは起こりました。
その日は仕事の会議があったりで忙しくしておりせっせと働いておりました。
もちろん会議中は携帯は見ませんが夕方に落ち着いたときにふと携帯を見ると嫁から鬼のように着信が。
あの日頃は冷たくお遣いを頼むとき以外は全くといって良い程電話もメールもくれないあの嫁からこんなにってびっくりしました。その時のぼくの心境はなんか悪い事したかなと不安になりながらもいやいや浮気なんかしてないし(本当です)とかなんとか思いながらも留守電が入っていたので聞いてみました。(嫁が留守電を残す!?)すると想像もしていない言葉が入っておりました。
あおが火傷をして病院に運ばれた。大変なことになってしまった。という嫁の悲痛な声というか叫びでした。そこから運ばれた病院までどうやって行ったかもわからないくらい動揺しながら車を飛ばしました。
病室に着くともう処置は終わっていてあおは小さい体を包帯だらけにしながらぼくの事を見て「たうたうたうあ~」と言ったのです。まだ言葉も話せないけどよくぼくたち両親を見て言う愛らしい言葉でした。
その瞬間嫁は泣き出しぼくも泣いてしまうという情けないパパとなりました。


何が起こったかというとその日あおに食べさせようとしらすを出勤前の嫁との買い物中にスーパーで見つけたぼくは買ったのです。そしてぼくの出勤後に嫁がご飯の支度中電気ポットでお湯を沸かしていたところあおがポットを抱っこしてしまいお湯をこぼしてしまったとの事でした。(しらすに火を通すための湯沸し)
嫁はもちろん自分自身を責めていました。責めて責めてどうかなりそうなくらい責めてました。
もちろん不注意は誰にでもあるし仕方がない一面があると思うしぼくは嫁の事を責める気なんかしませんでした。それよりもぼくに連絡が付かなくて不安な思いをさせてしまったこと、ぼくが夕方でも夜でもいれる仕事だったら起きなかった事と思いそしてあおの痛々しい姿を見ると本当に身が引き裂かれそうな思いでした。そんな中病院で処置をしてもらい泣いてたあおがぼくを見て怪我をしてから初めて「たうたうたうあ~」と言ったとの事でした。あおもさみしかったんだな痛かったんだなって思い涙が止まらずただただあおの早い回復と元気な笑顔を取り戻したいと思いました。

初めてのブログ。

ブログなんて書いたことないし書くタイプでもないんですけど、長男との毎日を文章に残したくて始めて見ました。
長男が誕生したのは2010年の10月でした。その時にはぼくは35歳になっており少し子作りゆっくり過ぎたかなと思いながらもめちゃくちゃ嬉しくて嫁に隠れてこそこそとめそめそうれし泣きをしておりました。嫁も初めての出産でしたしお互い不安になりながらも嫁からの陣痛かもメールにびびりながら仕事を早めに切り上げて帰宅したことを忘れ物が多いぼくでも昨日の事のように、いやそれは言いすぎですけどはっきりといやぼんやりとですがしっかりと覚えております。
ぼく自身水商売を仕事としておりまして(俗にいうキャバクラです)夜いない時間があるので正直嫁は不安な毎日を送っていたのかもしれないとブログを書きながら今やっと気づいたとこであります。
嫁さんごめんね。愛してるよ。
手探りながらその時思ってた全力で息子を愛しながら毎日を一生懸命に過ごしていました。
そんな時に事件が起こりました。。